MANAGEMENT
大下 創代表取締役社長
神戸市出身。69年生まれ。97年から20数年の医療機器業界(事業会社・VC)での経験を有する。当初は日本から米国医療機器ベンチャーへの投資を担当するも、米国投資先の成功をきっかけに、05年、シリコンバレーのVCで現地採用され、約5年間米国医療機器ベンチャーへの投資を担当。当時の投資先の大半がEXITに成功し、複数の投資先が時価総額1000億円超を達成した。投資先の開発した製品は、世界中で多くの患者を救っており、代表的な製品に、治療法のない巨大脳動脈瘤の治療を可能にしたPipeline Stent等がある。
帰国後の2013年、池野とともに、MedVenture Partners株式会社を創業。1号ファンド(60億円)に続き、20年に2号ファンド(99億円)を設立。多くの投資先で取締役を務め、国内でも、Biomedical Solutions社等複数の成功事例を生みだしている。
法政大学大院経営学専攻修士課程修了, MBA
大阪外国語大学外国語学部卒業
池野 文昭取締役/チーフメディカルオフィサー
浜松市出身。医師。自治医科大学卒業後、9年間、僻地医療を含む地域医療に携わり、日本の医療現場の課題、超高齢化地域での医療を体感する。
2001年から スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、以後、14年間、200社を超える米国医療機器ベンチャーの研究開発、動物実験、臨床試験等に関与する。また、Fox Hollow Technologies, Atheromed, KAI Pharmaceutical, CV Ingenuity等、創業時から関与し、成功したベンチャーも多数ある。ベンチャーのみならず、医療機器大手も含む、同分野での豊富なアドバイザー経験を有し、日米の医療事情に精通している。 また、医療機器における日米規制当局のプロジェクトにも参画し、国境を超えた医療機器エコシステムの確立に尽力している。
スタンフォード大学では、研究と平行し、14年から、Stanford Biodesign Advisory Facultyとして、医療機器分野の起業家養成講座で教鞭をとっており、日本版Biodesignの設立にも深く関与。日本にもシリコンバレー型の医療機器エコシステムを確立すべく、精力的に活動している。
Stanford University, Biodesign Program修了
自治医科大学卒業
INVESTMENT TEAM
中村 智幸パートナー
市川市出身。大学院卒業後、オリンパス株式会社に入社。主に画像処理、撮像/表示系の基礎技術開発に従事し、多数の特許を出願。また在職中に東京工業大学への研究派遣、欧州でのデジタルカメラのマーケティングも経験する。
ビジネススクール卒業後、三井住友海上キャピタル㈱にて、キャピタリストとして主に技術系ベンチャーへの投資を行い、㈱ディジタルメディアプロフェッショナル(2011年6月マザーズ上場)の社外取締役等も務める。
その後、プロジェクトマネジメントのコンサルタントとして約4年半ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱に常駐し、日本市場への新製品導入プロジェクトや新製品開発プロジェクト、買収後の統合プロジェクト(Synthes, Micrus等)、売却事業の移管プロジェクト等の支援を行う。
医療機器業界でのプロジェクトマネジメント、ベンチャーキャピタルでの投資、メーカーでの研究開発と幅広い業務の経験を有する。
MedVenture Partners参画後は、㈱Biomedical Solutions(監査役)、 SonoCore㈱(代表取締役)、 PaMeLa㈱、ABK Biomedical Inc.、㈱マリなどを担当し、特にアーリーステージ企業への投資とハンズオン支援を中心に行ってきた。
Hult International Business School(旧Arthur D. Little School of Management) MBA
芝浦工業大学大学院工学部電気工学専攻 修士課程修了
福山 高志パートナー
米カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。大学院を卒業するまでの23年間をアメリカ西海岸で過ごす。
大学時代に数多くの医療機器開発や医療機器ベンチャーに触れる機会があり、医療機器開発の魅力を肌で感じる。大学院時代には心臓血管外科向けの製品を開発しているベンチャー企業で薬事担当のインターンとして510(k)やCE Markなどの薬事申請を経験。
その後、日米のボストン・サイエンティフィックにて一貫して薬事部に所属し、頸動脈ステントや冠動脈ステント等約20製品のアメリカ及び日本国内での承認申請業務に携わる。
ビジネススクール卒業後、ジョンソン・エンド・ジョンソンに入社。新規事業開発部にて新規案件の調査発掘・アセスメント業務、全社横断的なポートフォリオマネジメント業務、及び新規プロジェクトのプロジェクトマネジメント業務などに従事。エチコンウーンドクロージャー営業部にて手術用縫合糸、癒着防止剤、止血剤、手術用ドレーンなどの製品を外科・整形外科・産婦人科・心臓血管外科・形成外科等の先生に対して訴求し、新規採用を獲得。
2014年3月より現職。投資先の発掘、投資実行及び育成支援を担当し、投資先である株式会社Biomedical Solutionsの社外取締役、SonoMotion, Inc.の社外取締役等を務める。株式会社A-Traction社は創業メンバーの引合わせから2021年3月のEXITまでを一貫して支援。
2020年2月からUSに赴任し、海外案件の発掘及び投資実行を担当。
京都大学経営管理大学院 MBA
University of Southern California, M.S. Regulatory Science
University of Southern California, B.S. Biomedical Engineering
渡邉 和明シニアマネージャー
東京都杉並区出身。米国メリーランド州にて中高生時代を過ごす。
大学卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社し、大手企業向けITアウトソーシング、基幹システム更新プロジェクト等の提案活動に従事。
ビジネススクール留学中は製薬会社でサマーインターンを経験し、新製品導入時の市場分析、市場拡大施策を中心としたマーケティングプロジェクトを担当。Healthcare Enterprise Management 及び Marketing のDual Majorをもって学位取得。
ジョンソン・エンド・ジョンソングループでは、製薬部門で造血器腫瘍向け製品のマーケティング部門で、新製品導入/適応拡大プロジェクトに携わったのち、新規事業開発部にて消化器内視鏡関連の新規事業プロジェクトに参画。事業計画立案、市場調査、治験トレーニング、新課金モデル策定等を担当。その後、脳神経外科向け開頭手術関連製品のマーケティング責任者を務め、事業売却に伴う事業統合プロジェクトにも従事。
2020年4月より現職。
Kellogg School of Management, Northwestern University MBA
慶應義塾大学環境情報学部卒業
桑木 織葉シニアマネージャー
米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。現地で15年間過ごし、高校で日本に帰国。大学院時代に受けたアントレプレナーシップの講義を機にビジネスに興味を持つこととなる。卒業後は株式会社ボストン・コンサルティング・グループに入社し、ヘルスケアをはじめとした多分野で市場分析、マーケティング・営業戦略の立案、新規事業の立ち上げなどに従事。
その後、ジンマー株式会社(現:ジンマー・バイオメット合同会社)に移り、戦略マーケティング部で整形外科向け人工膝関節製品を担当し、事業計画の策定や新製品の導入を担う。
2015年からジャパン・バイオデザインの第一期フェローシップに参画し、東京大学チームの一員として、「デザイン思考」で革新的な医療機器を創出する手法を学び、脳外科向け医療機器の提案に携わる。
フェローシップ後、ジンマー・バイオメット合同会社に復職してビジネスデベロップメントチームにて、社内初となる脳神経外科領域の事業を立ち上げるプロジェクトリーダーを務めるなど、新規事業の開発や新たなビジネスモデルの構築に従事。
2020年6月より参画。
慶應義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻 修士課程修了
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業
吉田 彩里プリンシパル
東京都出身。
明治安田生命保険相互会社に入社。
資産運用部門にて、国内企業への貸付審査業務や自己査定業務などに従事。社内で初めての成長分野融資に携わり、業界調査から貸付審査まで担当。
また、海外事業部門にて、外国株式管理業務(リスクモニタリング、自己査定、議決権行使)や英文ディスクロージャー業務などに従事。
2018年1月より参画。
東京大学理学部卒業
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
MIDDLE OFFICE
杉下 悟ディレクター
兵庫県宍粟市出身。
2002年公認会計士2次試験合格、新日本監査法人 大阪事務所に入所。国際・国内監査分門にて、法定監査主査業務(金融商品取引法監査、会社法監査他)、任意監査(外資系企業の日本法人の監査等)に約6年間従事。
その後、アドバイザリー部門に移り、会計コンサルタントとして、M&A助言業務(買収側企業の依頼による対象企業の財務調査、事業計画の検証等)、企業再生支援業務(デューディリジェンスの実施、事業再生計画の策定、計画実行の支援等)を約8年間行う。
2016年4月より約半年間、同法人内のベンチャー企業向け「CFO派遣プログラム」を通じて、MPI投資先の医療機器企業へCFOとして出向。その後、アドバイザリー部門に戻り、アドバイザリー業務に加えて、IPO支援業務も担当。
2018年1月より参画。
関西大学経済学部卒業
公認会計士